2006年 09月 17日
売上の計上基準 |
こんにちは、税理士の森川敏行です。
ちょっことだけご協力お願いしますブログランキング
歯科医院開業・歯科医院経営なら森川会計
今日は少し会計的な話を・・・
歯科の売上はどの時点で発生するか?
原則は診療が完了した時。
但し診療の都度、料金を徴収する決まりにしているときは、その時点で発生する。
物品を売買する商売の時は、お互いが「売ります」、「買います」と合意した瞬間が売買を認識することになります。
ただ、その瞬間を特定するのは難しいので、「物の引き渡し」の時が、売上の日とすることが多いです。
では歯科などサービスを提供する仕事はどうなるか?
基本は「役務提供の完了の日」になります。
治療が完了時した時点になります。
ただ歯科の治療は数ヶ月かかることが多いです。
しかもどの時点で終了というのか?
数本の虫歯がある時、1本ずつで終了と見るのか?全部終わらないともらえないのか?
などの問題がたくさん発生してしまいます。
実務としては診療の都度、治療費をもらうことにしています。
診療の都度、料金を頂く慣習になってるからです。
毎回の治療費を請求する時点で、売上に計上することになります。
ちょっと難しいのは矯正の時です。
例えば矯正治療のうち、50万円を装置セット時にもらう歯科医院の場合。
装着日の時点で50万円の売上を計上します。
たとえ患者さんが治療費を忘れても、「未収金/売上」 で収益を計上します。
12月末の装着だと、ちょっと微妙な話になります。
50万円を、5万ずつ10ヶ月に分けてもらうことにしている場合。
この歯科医院は1ヶ月に5万円ずつ売上を計上することになります。
(書類等で整備が必要です)
50万円の治療費でも、最初から1ヶ月に5万円ずつもらう約束にしているのか。
本来は50万円もらう話を、この患者さんだけ分割払いにしているのか。
この辺はどちらともいえる話になってしまいます。
同じ治療をしていても、治療費のもらい方によって売上の計上方法が変わってきます。
特に矯正専門の先生は、ちきんと理解しておく必要があります。
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今日は少し会計的な話を・・・
歯科の売上はどの時点で発生するか?
原則は診療が完了した時。
但し診療の都度、料金を徴収する決まりにしているときは、その時点で発生する。
物品を売買する商売の時は、お互いが「売ります」、「買います」と合意した瞬間が売買を認識することになります。
ただ、その瞬間を特定するのは難しいので、「物の引き渡し」の時が、売上の日とすることが多いです。
では歯科などサービスを提供する仕事はどうなるか?
基本は「役務提供の完了の日」になります。
治療が完了時した時点になります。
ただ歯科の治療は数ヶ月かかることが多いです。
しかもどの時点で終了というのか?
数本の虫歯がある時、1本ずつで終了と見るのか?全部終わらないともらえないのか?
などの問題がたくさん発生してしまいます。
実務としては診療の都度、治療費をもらうことにしています。
診療の都度、料金を頂く慣習になってるからです。
毎回の治療費を請求する時点で、売上に計上することになります。
ちょっと難しいのは矯正の時です。
例えば矯正治療のうち、50万円を装置セット時にもらう歯科医院の場合。
装着日の時点で50万円の売上を計上します。
たとえ患者さんが治療費を忘れても、「未収金/売上」 で収益を計上します。
12月末の装着だと、ちょっと微妙な話になります。
50万円を、5万ずつ10ヶ月に分けてもらうことにしている場合。
この歯科医院は1ヶ月に5万円ずつ売上を計上することになります。
(書類等で整備が必要です)
50万円の治療費でも、最初から1ヶ月に5万円ずつもらう約束にしているのか。
本来は50万円もらう話を、この患者さんだけ分割払いにしているのか。
この辺はどちらともいえる話になってしまいます。
同じ治療をしていても、治療費のもらい方によって売上の計上方法が変わってきます。
特に矯正専門の先生は、ちきんと理解しておく必要があります。
by morikawakaikei
| 2006-09-17 23:24
| 経営
|
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