2014年 06月 02日
ある放送作家さんの話 |
歯科医院の開業や歯科医院経営のご相談ならお任せ下さい。歯科専門の税理士 森川敏行です TEL03-6455-3350
東京都渋谷区 歯科医院開業・歯科医院経営に強い森川会計事務所
モリタOne To One Club
先日、放送作家さんに聞いた話です。番組を続けるには視聴率が大切ですが、それ以外に重要なことがあるそうです。
それは番組を見ている年齢層です。子供が見る番組だとゲーム関係のスポンサーに向いていて、若い女性が見るドラマは化粧品会社と、どの層が見ているかによって、番組にお金を出してくれるスポンサーが変わります。
たとえ視聴率が高くても、男女のドロドロしたやり取りを流すバラエティーや下ネタが出てくる番組は、スポンサーが限られます。
奥さんとテレビを見ている時に、浮気や不倫の話がでてくると、会話に困ります(笑)
「まあ、うちには関係ない話だな」と言い訳がましいコメントになるのがオチです。あまり内容が過激だと、間に流すCMまでイメージが悪くなる恐れがあります。こうした番組は、たとえ視聴率が高くても、スポンサーが限られるそうです。
単にテレビを見ているだけだと気づかない話ですが、制作する側は見る人の層やスポンサーも意識して番組をつくっていきます。
逆にスポンサーがつきやすい番組は何でしょう?いまの反対で、家族で見られる番組です。紅白歌合戦がわかりやすいですが(ただしNHK)、動物が出てくる番組や無人島でサバイバル生活するような番組は、家族で見ても安心できます。テレビを見ながら子供と会話がしやすいので、家族団らんに向いています。
こうした番組は、CMを流す企業のイメージもよく、幅広い層が見てくれるので、スポンサーがつきやすい。つまり同じ視聴率でも家族で見られる番組の方が、価値が高いのです。
歯科医院にもこれと同じことがあてはまります。子供からお年寄りまでが来てくれる医院が、長く繁盛する医院になります。
最初はお母さんが子供を連れて診療して。ついでにお母さんも診てもらって。半年したらおじいちゃんと旦那さんも来てくれた。そんな医院が理想です。お母さんが若ければ、共に年をとるので、一生の付き合いができます。子供は年月を経て、未来の患者さんにもなります。
最初から自費を中心とした医院にすると、常に激しい競争にさらされます。多額の広告費をかけたり、価格競争になりがちです。開業したては先生も若く医院も新しいので、自費の患者さんが集まりやすいのですが。開業10年を超えてくると、医院も古くなり院長も年をとります。ファンになる患者さんをしっかり確保しないと、料金が高い分、他の新しい医院に流れやすいのです。
東京の都市部ではこうした診療内容を細分化された自費の医院もありますが、先生の技術やタレント性、医院の内装なども問われてきます。
それよりも家族全員を受け入れる医院の方が、医院の収入は長い間、安定しています。長く経営をしていくには、幅広い層を受け入れて、継続的な収入を得られることを考えていきます。
東京都渋谷区 歯科医院開業・歯科医院経営に強い森川会計事務所
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先日、放送作家さんに聞いた話です。番組を続けるには視聴率が大切ですが、それ以外に重要なことがあるそうです。
それは番組を見ている年齢層です。子供が見る番組だとゲーム関係のスポンサーに向いていて、若い女性が見るドラマは化粧品会社と、どの層が見ているかによって、番組にお金を出してくれるスポンサーが変わります。
たとえ視聴率が高くても、男女のドロドロしたやり取りを流すバラエティーや下ネタが出てくる番組は、スポンサーが限られます。
奥さんとテレビを見ている時に、浮気や不倫の話がでてくると、会話に困ります(笑)
「まあ、うちには関係ない話だな」と言い訳がましいコメントになるのがオチです。あまり内容が過激だと、間に流すCMまでイメージが悪くなる恐れがあります。こうした番組は、たとえ視聴率が高くても、スポンサーが限られるそうです。
単にテレビを見ているだけだと気づかない話ですが、制作する側は見る人の層やスポンサーも意識して番組をつくっていきます。
逆にスポンサーがつきやすい番組は何でしょう?いまの反対で、家族で見られる番組です。紅白歌合戦がわかりやすいですが(ただしNHK)、動物が出てくる番組や無人島でサバイバル生活するような番組は、家族で見ても安心できます。テレビを見ながら子供と会話がしやすいので、家族団らんに向いています。
こうした番組は、CMを流す企業のイメージもよく、幅広い層が見てくれるので、スポンサーがつきやすい。つまり同じ視聴率でも家族で見られる番組の方が、価値が高いのです。
歯科医院にもこれと同じことがあてはまります。子供からお年寄りまでが来てくれる医院が、長く繁盛する医院になります。
最初はお母さんが子供を連れて診療して。ついでにお母さんも診てもらって。半年したらおじいちゃんと旦那さんも来てくれた。そんな医院が理想です。お母さんが若ければ、共に年をとるので、一生の付き合いができます。子供は年月を経て、未来の患者さんにもなります。
最初から自費を中心とした医院にすると、常に激しい競争にさらされます。多額の広告費をかけたり、価格競争になりがちです。開業したては先生も若く医院も新しいので、自費の患者さんが集まりやすいのですが。開業10年を超えてくると、医院も古くなり院長も年をとります。ファンになる患者さんをしっかり確保しないと、料金が高い分、他の新しい医院に流れやすいのです。
東京の都市部ではこうした診療内容を細分化された自費の医院もありますが、先生の技術やタレント性、医院の内装なども問われてきます。
それよりも家族全員を受け入れる医院の方が、医院の収入は長い間、安定しています。長く経営をしていくには、幅広い層を受け入れて、継続的な収入を得られることを考えていきます。
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by morikawakaikei
| 2014-06-02 21:29
| 経営
|
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